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果実袋に“工業用ストッキング素材”?農業現場で注目される異業種テクノロジーの活用法

農業にも“異業種コラボ”の波がきています

農業資材といえば、これまで地場メーカーや専用製品が中心でした。
ですが最近では、「異業種からの素材応用」が少しずつ広まり始めています。

たとえば、ストッキング素材を使った果実袋。
もともとは工業フィルターやバレエタイツなどに使われていたこの素材が、
いま一部のみかん農家やりんご農家で注目されているのです。

ストッキング製造技術素材って、そもそもどんなもの?

ストッキングやタイツで使われるナイロンやポリエステルの素材は以下のような特性があります。

・とても軽く、薄いのに丈夫
・細かい網目構造で通気性がある
・よく伸びて戻るので、果実にもフィットしやすい
・毛羽立ちにくく、衛生的

この性質が、農業用途の果実袋としても優れているという発見があったのです。

どんな風に使うの?果実袋としての活用方法

使い方は非常にシンプルです。

1.筒状に加工されたストッキング素材を用意
2.成長途中の果実に上からスポッとかぶせるだけ
3.上部を軽く結んで固定すればOK

袋自体が軽くて柔らかいため、作業性も高く、手間がかかりません。
実際に使用している農家の方からは、
「風で飛びにくい」「日焼けが防げた」「ハチが来なくなった」といった声も。

注目される理由は“再利用性”と“コスパ”

従来の果実袋は、紙や不織布が主流で、一度で使い捨てが多い傾向があります。

一方、ストッキング素材のフィルターは:
・洗って数回使いまわせる
・丈夫なので破れにくい
・使用後にコンパクトに保管可能
といったメリットがあり、コスト削減の面でも期待できます。

他社事例も出てきている

実は、大手繊維メーカー会社でも、同様のアイデアが検証・導入されています。

果実の病害虫防止や品質向上に向けた試験も行われており、
農業業界全体の注目が高まっている分野といえるでしょう。

コラントの素材が農家に選ばれている理由

コラントでは、元々タイツやパンスト、バレエタイツに使われる生地を、
農業資材用途として筒状・ロール状などに加工して提供しています。

・通気性・軽さ・フィット性に優れた高品質素材
・小ロットからの導入やサンプル対応もOK
・国内製造・全国対応可能で安心

「ちょっと試してみたい」
「既存の袋と比較してみたい」
そんなご相談からでも対応可能です。

まとめ|“異業種素材”が農業に新しい風を吹き込む

ストッキング素材が果実を守る――
そんな未来が、もう現実になりつつあります。

特にみかんやりんごなど露地栽培で果実の露出が多い作物にとって、
この新素材の活用は収量と品質、両方に貢献する可能性を秘めています。

「コストと手間を減らしつつ、品質を守りたい」
そんな農家の皆さま、まずは一度ご相談ください。

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